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【エンジニアブログ】第42回 Enjoy&Engineer

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Enjoy&Engineer

システム開発部の月月です。
この第42回からエンジニアブログの執筆を担当させていただくこととなりました。
皆さんのお役に立つ情報を発信していければと思いますので、よろしくお願いいたします!

さて、今回は『Duet AI for Google Workspace』についてご紹介いたします。


『Duet AI for Google Workspace』とは、Google社が提供するクラウドツール「Google Workspace」に含まれるアプリ(Gmail、ドキュメント、スライド、スプレッドシート、Meet など)のすべてに生成AIの機能を追加搭載することが可能となるサービスです。
このサービスにより利用者は具体的にどのような恩恵を受けられるのでしょうか?
いくつかの機能とその利用例を見てみましょう。


・ドキュメント作成支援
お礼状やユーザー向けマニュアルを作成しなければならない場合に、ゼロから新しい文章を作成してくれます。
また、既存の文章に対しても、よりフォーマルな、もしくはより簡潔な表現への言い換え案を提示し体裁を整えてくれます。

・メール作成支援
前項と同様、メールにおいても下書きや校閲で生成AIが活躍してくれます。
特筆する点として、過去のやり取りをインプットにメールの返信文を自動生成してくれる機能も搭載されています。

・スプレッドシートにおけるデータ整理支援
作成して欲しい表のプロンプト(指示)を入力すると、必要なデータを拾い上げて表を作成してくれます。
例えば、過去の売上データを整理するシーンにおいて、"商品別の売上増加率が大きい順に一覧化"したい場合などに、その指示をもとに体裁を整えたデータを自動生成してくれます。

・プレゼンや会議用の画像生成
プロンプトに入力された内容をもとに画像や抽象絵画を作成してくれます。
プレゼンや会議のスライド作成時に欲しい画像をその場で作成して利用することが可能です。


ビジネスシーンを生成AIで便利にする『Duet AI for Google Workspace』、 皆さんも「GoogleWorkspace」を利用する際には導入を検討されてみてはいかがでしょうか?

それでは次回をお楽しみに!

【エンジニアブログ】第41回 Enjoy&Engineer

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Enjoy&Engineer

イノベーション事業部の山です。
技術者向きなニュースや技術に関するあれこれを発信するエンジニアブログ、第41回目となります。
今回はAI言語モデルの1つである「Google Bard」についてご紹介します。


「Bard」について第38回のブログでご紹介しました。
今回は更なるアップデートがあった「Bard」の続報をご紹介します。

2023年9月に「Bard」は高性能なモデルにアップデートされました。
アップデート内容について簡単に見てみましょう。


・Googleレンズ対応
今まで英語版のみ対応としていたGoogleレンズを使った質問が日本語版でも対応されました。
文字と画像を組み合わせてメッセージを送ることにより、これまでとは違った新しい方法で「Bard」との会話が可能となります。
また、回答に画像が含まれることで、より視覚的にわかりやすい回答が得られるようになりました。
例えば、フリマアプリに出品する商品の案内文の作成を「Bard」に頼んだ時に回答が長すぎた場合、ドロップダウンのメニューから回答を短くすることができます

・Googleアプリとサービス接続
現段階では英語版のみとなりますが、「Bard」をYouTube、Gmail、Googleドライブなどのサービスに統合したと発表されました。
この拡張機能を使用すると、必要な情報が日々使用する複数のGoogleツールにまたがる場合でも「Bard」が関連情報を検索して表示できるようになります。
例えば、旅行を計画する場合、「Bard」に頼めばGmailから全員に都合の良い日付を選んだ上で、フライトとホテル情報を収集し、
Googleマップで空港までの道順を確認したり、旅行先でできることをYouTube動画で視聴したりすることも、すべて同じ会話内で行なうことができます。


まだまだ進化し続けるGoogleのAI
これからのアップデートも楽しみですね!

それでは次回をお楽しみに!

【エンジニアブログ】第40回 Enjoy&Engineer

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Enjoy&Engineer

イノベーション事業部のケバブ大好き太郎です。
技術者向きなニュースや技術に関するあれこれを発信するエンジニアブログ、第40回目となります。
今回はGoogleが提供している「Google Cloud Platform」についてご紹介します。※以下「GCP」と記載します。



技術者向きな内容を重視して今回は、GCPを使う上で個人利用、開発現場、運用保守現場での有用な活用方法をご紹介します。



■個人利用
個人でGCPを活用する際には、以下のような使い方があります。

・個人的なプロジェクトの開発
Webサイトやアプリケーションの開発、機械学習モデルの作成等、GCPの多種多様な機能を活用すれば個人での開発を円滑に行えます。

・学習や研究に利用する
GCPには、データ分析や機械学習に特化したサービスも提供されています。これらのサービスを活用することで、学習や研究を効率化することができます。

・クラウドストレージや仮想マシンを利用する
GCPのクラウドストレージや仮想マシンを活用することで、個人のデータを安全に保存したり、アプリケーションを実行したりすることができます。


■開発現場
開発現場でGCPを活用する際には、以下のような使い方があります。

・オンプレミス環境をクラウドに移行する
GCPの仮想マシンやデータベースを活用することで、オンプレミス環境をクラウドに移行することができます。
クラウド環境は、オンプレミス環境に比べて、拡張性や可用性に優れているため、ビジネスの成長に合わせて、ITインフラを柔軟に拡張することができます。

・コンテナや機械学習を活用する
GCPのコンテナや機械学習を活用することで、開発や運用の効率化を図ることができます。
コンテナを活用することで、アプリケーションを環境に依存せずに開発・運用することができます。
また、機械学習を活用することで、顧客の行動を分析したり、新しい製品やサービスを開発したりすることができます。

・データ分析や機械学習を活用する
GCPには、データ分析や機械学習に特化したサービスも提供されています。
これらのサービスを活用することで、ビジネスの洞察を得たり、新しい製品やサービスを開発したりすることができます。


■運用保守現場
運用保守現場でGCPを活用する際には、以下のような使い方があります。

・アプリケーションやインフラの監視・デバッグを行う
GCPのStackdriverを活用することで、アプリケーションやインフラのパフォーマンスや可用性を監視・デバッグすることができます。
アプリケーションやインフラの異常を早期に発見し、迅速に解決することができます。

・データ分析を行う
GCPには、データ分析に特化したサービスでBigQuery、Cloud Dataproc、Data Studio等が提供されています。
これらのサービスを活用することで、アプリケーションやインフラのデータを分析し、パフォーマンスや可用性を向上させることができます。

・運用コストを削減する
GCPは従量課金制のサービスが多く、無駄なコストを削減することができます。
使用量に合わせてリソースを調整することで、運用コストを削減することができます。



GCPは、さまざまな機能を備えたクラウドコンピューティングプラットフォームです。個人、開発現場、運用保守現場など、さまざまなシーンで活用することができビジネスの効率化や新しいサービスの創造につなげることができます。
まだGCPを使ったことがないという方は無料トライアル版も提供されているので、是非活用を検討してみては如何でしょうか

それでは次回をお楽しみに!

【エンジニアブログ】第39回 Enjoy&Engineer

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Enjoy&Engineer

イノベーション事業部の山です。
技術者向きなニュースや技術に関するあれこれを発信するエンジニアブログ、第39回目となります。
今回はAI言語モデルの1つである「PaLM 2」についてご紹介します。

「PaLM(Pathways Language Model)」について第35回のブログでご紹介しました。
「PaLM 2」は「PaLM」を発展させたもので、多言語、推論、およびコーディング機能が向上した最先端の言語モデルです。


・多言語
「PaLM 2」は100以上の言語にわたる多言語テキストに、より重点をおいて学習しています。
そのため、慣用句、詩、なぞなぞなど、ニュアンスを含む表現を数多くの言語で
理解、生成、翻訳するという難しい問題に対する性能が大幅に向上しました。

・推論
「PaLM 2」で学習に利用した広範なデータセットには、数式を含む科学論文やウェブページが含まれています。
その結果、ロジック、常識に基づく推論、数学に関する能力が向上しています。

・コーディング
「PaLM 2」は、公開されている大量のソースコードデータセットで事前学習しています。
結果として、PythonやJavaScriptなどのよく使われるプログラミング言語だけでなく、
Prolog、Fortran、Verilogなどの言語でコードを生成することもできます。

また、「PaLM 2」の言語モデルは用途に応じて、Gecko、Otter、Bison、Unicorn という4種類が用意されています。
最も軽量なGeckoは非常に軽量なためモバイル端末で動作させることも可能となります。
この汎用性のおかげで、「PaLM 2」は幅広い製品をカバーする形でファインチューニングすることができ、
より多様な形でより多くの方の役に立つことができます。

「PaLM」は2022年4月に発表され、「PaLM 2」は2023年5月に発表されました。
1年しか経っていないのにどんどん進化していく技術には驚かされますね!

それでは次回をお楽しみに!

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