【エンジニアグログ】第8回 Enjoy&Engineer

Enjoy&Engineer

お久しぶりです。システム部の部長代理を務めておりますKENです 。
技術者向きなニュースや技術に関するあれこれを発信するエンジニアブログ、第8回となりました。

新型コロナウイルス収束の兆しがなかなか見えない昨今、まだまだテレワークの普及が進んでいるようです。
前回はテレワークに潜むセキュリティリスクについての話題でしたが、今回はテレワーク導入でコアとなるネットワーク接続に関するサービスのご紹介です。

テレワーク導入時にネットワーク接続に関してVPN接続でセキュリティの担保を図ることが多いかと思います。
ごく小規模なネットワークや既にVPNに対応したネットワーク機器をそろえている環境であれば導入にそこまでコストがかからないかもしれません。
しかし、中規模以上かつVPNに対応したネットワーク機器をそろえていない環境の場合は導入に多大なコストがかかると考えられます。

今回は上記のような問題でテレワーク導入に消極的ななってしまう方々へ、4月に入ってから公開された2つのサービスについてご紹介させて頂きます。

最初にご紹介させて頂くのは「シン・テレワークシステム」
「シン・テレワークシステム」はNTT東日本とIPAが新型コロナウイルスに関する緊急事態宣言や自宅勤務への社会的要請を受けて、テレワークを支援するために4/21に提供を開始したサービスです。
このサービスは契約不要・ユーザー登録不要の、直ちに利用可能な、無償のシンクライアント型VPNとなっており導入もいたってシンプルです。
社内のPCやサーバに「サーバ用アプリケーション」をインストールし、自宅で使用するPCに「クライアント用アプリケーション」をインストールするだけで、VPNを使用したリモートデスクトプ操作が可能となります。
こちらのサービスを使用するとVPN接続用に機器等の導入をする必要がなく、VPN接続で社内のPCやサーバを操作することが可能となります。
詳細はNTT東日本のHPをご参照ください。

次にご紹介させて頂くのは「BeyondCorp Remote Access」
こちらは米Googleが4/20(現地時間)に新型コロナウイルス感染症対策でテレワーク化が進んでる中、リモートからイントラネット内のWebアプリに安全にアクセスするためのシステムとしてGoogle Cloudユーザーへの提供を開始しました。
この「BeyondCorp Remote Access」は新しい考え方「ゼロトラストネットワーク」に基づくサービスで、ネットワークは全て危険という前提でオンプレミスやクラウドにある業務アプリケーションにVPNを使わずに、社外から安全にアクセスできるようにするサービスです。
このサービスの考え方や研究論文については公式HPを参照頂ければと思いますが、簡単に説明しますとオンプレミスやクラウドにあるWebアプリケーションに対して、当該サービスによって高度なアクセス制御を設定することで従業員がいつどのようなデバイスやネットワークを使用してアクセスをしてもセキュリティ的な担保を持つことが可能になります。
詳細はGoogle CloudのHPをご参照ください。

今回はテレワーク導入に関するサービスを2つご紹介させていただきましたが、新型コロナウイルス対策としてテレワーク導入が急務となっている企業等が多くなってきたからか期間限定でサービスの無償提供や革新的なサービスが発表されることが多く見受けられるようになりました。

テレワーク導入の必要がなかった企業様や、まだまだ先だと考えている企業様は働き方の多様化という現代のニーズに応えてみるべくこの機会にテレワークの実施検証を進めてみるのも手かもしれませんね。

それではまた次回をお楽しみに!